〈FASTX-toolkitのダウンロード〉
(1)下記のFASTX-toolkitのサイトへ移動。
http://hannonlab.cshl.edu/fastx_toolkit/index.html
(2)メニューの「Download & Installation」をクリック。
http://hannonlab.cshl.edu/fastx_toolkit/download.html
(3)「Download」の項にファイルが置いてあるので、
・fastx_toolkit-0.0.13.2.tar.bz2
・libgtextutils-0.6.1.tar.bz2
をそれぞれダウンロードする。
〈FASTX-toolkitのインストール〉
FASTX-toolkitには「libgtextutils-0.6」が必要となります。そこで、まずこのファイルをインストールしましょう。
#ファイルの解凍 $ bzip -d libgtextutils-0.6.1.tar.bz2 $ tar xvf libgtextutils-0.6.1.tar #ディレクトリの移動 $ cd ./libgtextutils-0.6.1 #コンパイル(インストール) $ ./configure $ make $ sudo make install
#ファイルの解凍 $ bzip -d libgtextutils-0.6.1 fastx_toolkit-0.0.13.2.tar.bz2 $ tar xvf libgtextutils-0.6.1 fastx_toolkit-0.0.13.2.tar #ディレクトリの移動 cd ./fastx_toolkit-0.0.13.2 #コンパイル $ ./configure $ make #パスを通す $sudo cp ./bin/* /bin⇒「*」は任意の文字列を表すメタ文字(ここでは、すべてのファイル名とマッチする)。
⇒今回はもともとパスの通っている「/bin」ディレクトリにファイルをコピペしましたが、もちろん「.profile」ファイルにパスを通す先のディレクトリの場所を書き加えてもOKです。
FASTX-toolkitのコマンドのうち、
・fasta_clipping_histogram
・The fastx_barcode_splitter
・The fastq_quality_boxplot
の3つについては追加でPerlのモジュールやいくつかのソフトウェアをインストールする必要があります。個人的に、これら3つは今まで使ったことがないので、インストール方法については割愛します。
よくよくマニュアルをみてみると、「The fastx_barcode_splitter」を使ってFASTQファイルを分割できるようで、小さく分割したFASTQファイルを並列処理させる場合に使えそうですね。
〈参考文献〉
-FASTX-Toolkit_Command-line Usage
http://hannonlab.cshl.edu/fastx_toolkit/commandline.html